わきがと体臭
体臭の典型的な種類としてわきがを数えることが可能ですが、わきがは腋臭症という正式名称があります。
腋臭症の「腋」とは脇を意味しており、その名前のとおり、脇のニオイがする症状のことです。
脇には、ニオイがある汗を分泌するアポクリン汗腺が無数に点在していて、皮脂腺から分泌された脂肪分と混合すると異様なニオイに変えてしまいます。
アポクリン汗腺というのは脇の毛穴から汗を出すため、脇毛が多いとアポクリン汗腺がたくさんあるとされています。
アポクリン汗腺からの汗はもともとニオイがありますが、アポクリン汗腺がたくさんあるからという理由で、体臭がきつくなるものではありません。
それ以外の原因が多大に関係しますので、脇毛が多めなので体臭も多いと思わなくてもよいでしょう。
わきがが気になってくるのは、思春期に差し掛かる頃で、その頃の年齢からアポクリン汗腺の活動が多くなります。
わきがのニオイをさらに強めるのは、肉類や乳製品といった食品であるので、脇のニオイに悩んでいる際には、食べる量を考えると良いです。
さらにわきがは性別関係なく現れるもので、ドラッグストアを覗いてみれば、いろいろなニオイ対策のグッズがあります。
昔から日本人というのは、わきがを始めとした体臭がほとんどないと言われていますが、今ではわきがの悩みを抱える人が増えているようです。
対処するアイテムなども市販されていますが、自分自身の体臭の原因を把握していないと、良い効果が出ないという場合もありますので、正しい知識を持ちましょう。