体臭と食べ物
体臭は食べ物からの影響が大きいもので、日本人の体臭が強くなったのは欧米の食文化を取り入れたからだと見られています。
体臭を軽減させるためには、食事のバランスを考えて、主として野菜を取り入れた食事にすることです。
抗酸化力の強い成分を持つ食材を選ぶことが大切で、ビタミンC及びE、それにベータカロチンの入った食品が良いようです。
ビタミンCという成分はブロッコリーやジャガイモ、あとはさやえんどうや赤キャベツなどの野菜の他、イチゴ・キウイ・柿・ネーブルなどの果物にふんだんに内包されています。
ビタミンEの含有量が多い食材としては、アーモンド・ゴマ・ピスタチオ・クルミなどがあります。
ベータカロチンが多いと分かっている食品は、人参やほうれん草をはじめえだまめ、インゲン、にら、春菊、小松菜、せりといった各種の野菜があります。
これらの食材で献立を考えると、体質が変わるに連れて体臭に対する不安もゆっくりと解消できるでしょう。
こうした食材の吸収を良くするには、ゴマやオリーブオイルというようなものを使って調理しましょう。
オリーブオイルは、ビタミンEとベータカロチンを吸収しやすい形に変化させ、ゴマのほうはビタミンEを効率的に吸収する力を持っています。
これらの特性を活用し、体臭改善に効果のある料理を作ってみましょう。
それと同時に、体臭を増やしてしまう食材は控えめにすれば、より効果を高めることができるでしょう。
肉及びバターやチーズに代表される乳製品はほどほどにして、食物繊維がたっぷり入っている食品を食べるようにして、腸内環境を良くしていきましょう。